@しょーがっくらぶ
こんにちは、ショーガックです。
今日は、少林寺拳法の形(カタチ)の1つ、
「天地拳(テンチケン)~その1」の紹介をします。
天地拳(テンチケン)は少林寺拳法の中でも
イチバンに来る位の、基本の型(カタ)になります。
天地拳は「その1からその6」までありますが、
拳法の動作のエッセンスの大部分が
この「天地拳第一系」に組み込まれているのです。
今回は、天地拳の「その1」をまず、イチバン最初に紹介しようと思います。
外受けはアッパーカットのようにして拳(こぶし)を
額(ひたい)の前あたりに置き、
腰(こし)の回転で、顔面から顔の右横までを
腕刀(わんとう)でカバーするのです。
半歩(はんぽ)出て、自分のいるポジションから、
腰の回転を使って、左拳で鈎突き(かぎづき)をしてください。
「カギ突き」とは、単純に「フック」です。
フックで相手の右の横三枚(ヨコザンマイ)という弱いところを突き抜くか、
ひとり(単独演武)の場合には、当たったらピタッと止めます。
前の手で鈎突きを繰り出し手の甲が上を向くように、拳をひねりましょう。
(4) 開き下がって(ひらきさがって)順手(まえて)で上受け(うわうけ)
右前中段構えになるように後方に下がります。そして、上受けです。
上受け(うわうけ)するときには、後ろ足(うしろあし)に体重を乗っけて、
「逆(ぎゃく)の胸前(むなまえ)」に手を置いて、
「顔の前を通り過ぎる」ように腕刀(わんとう)を
「下から上に突き上げて」ください。
その際には、逆の手(ギャクの・て)は胸前です。
体の中心から外側へ手を押し出す受けについては、
突きの動きの注意点を意識して受けを繰(く)り出すようにしましょう。